自分の命を自分で守るために
災害発生時には、自分の身は自分で守ることが第一です。そのためには、一人ひとりがしっかりと自主的に判断して、自分の身の安全を守る必要があります。
大型台風接近にともなって、一番最初に判断すべきは、「防風、大雨、土砂災害、浸水被害、停電、断水となった時に、果たして自分の家にいて安全なのか?」です。
自宅の台風対策を入念にされた方は結構ですが、そうでない方や、特に独り暮らしで体が弱い方は、要注意です。もし、不安なら、だれか自分を支えてくれる人の家に避難する、または行政や地域で開設した避難所にあらかじめ避難してください。
また、自宅で待機する方が注意しなければならないのは、暴風域に入ってから、決して外に出たり、田畑の見回りをするのはやめてください。台風で被災された方の多くは、強風による転倒や、落下によるもので、ひどい時には命に関わりますので、早いうちに対策をして、暴風域に入ってからは自宅で静かに待機して下さい。
今回の台風に関する情報は様々ありますが、ここでは熊本県が県民に提供する防災情報が以下でご覧になれますので、ご参照ください。
天草市全域の避難所開設情報
9月5日、上天草市、天草市、苓北町の防災課に問い合わせたところ、それぞれ以下の予定で避難所が開設されます。
<上天草市>
9月6日15時に避難所開設について公的に発表予定。発表となった場合、以下が行政の開設する避難所となります。
1、大矢野町…上天草市総合体育館、湯島集い所よんなっせ
2、松島町…松島町総合体育館(アロマ)
3、姫戸町…上天草市姫戸統括支所
4、龍ヶ岳町…上天草市龍ヶ岳統括支所
なお、各地域独自に避難所を開設している場合もありますので、各地域でお尋ねください。上天草市の避難所としての情報資料を以下にアップロードしていきますので、下の避難所一覧をタップしてご覧ください。
<天草市>
9月6日10時に避難所開設予定。天草市の行政が開設する避難所は以下の通りです。下の避難所一覧をタップしてご覧ください。
<苓北町>
苓北町の避難所は9月6日13時~以下の4地域で開設されます。
・坂瀬川公民館
・志岐コミュニティーセンター
・富岡公民館
・都呂々公民館
避難所へ避難する場合は
避難所へのもっていくべき持参品は、以下の通りです。
<持参品>非常食と飲料水(1日~3日分)、床に敷くマット、タオルケット、マスク、体温計(自宅を出る前に計ってくること)、薬(薬手帳)、懐中電灯、携帯ラジオ、スマホ、充電器、貴重品(現金と通帳は自己判断で)
<注意事項>避難の際は、火災を防ぐために必ず自宅のガスの元栓とブレーカーを落として避難してください。また避難所に近い方は、できるだけ徒歩で移動をお願いします。
また、現在新型コロナウィルス対策で、各自マスクは持参して頂きますようお願い致します。
さらに、万が一に備えて、個人的に誰か頼りになる人にあらかじめ連絡をしていてください。特に災害時は携帯電話がつながりにくくなりますので、できるだけラインでお互いの安否確認をできるように備えてください。
また、自分の身の回りの方で、一人では避難できない方や、支援が必要な方がいる場合は、いざという時にどのように対応するかを考えていた方がよろしいと思います。
天草市社会福祉協議会(0969-32-2552)は24時間体制で、市民からの問い合わせに対応をしていますので、もし不安がある場合は、お電話してください。
災害対策本部への問い合わせ先
天草島の各行政機関では、各災害対策本部が明日より24時間体制で対応に当たりますので、何か問題があったら、下記へお問合せ下さい。
上天草市防災危機管理情報課 0964-26-5544
天草市防災危機管理課 0969-24-8817
苓北町総務課危機管理係 0969-35-1111
みつばちラジオの防災情報
みつばちラジオは、明日6日の午前8時30分より台風情報の特別番組を放送します。そして、お昼の12時より防災対策の臨時放送体制に移行します。天草の台風情報を30分おきに夜通し24時間体制で放送致します。
停電になった時、最も役に立つ情報源は防災ラジオですので、携帯ラジオ、スマホを持っている人は、どうぞみつばちラジオの詳しい台風情報をお聴きください。
https://fmplapla.com/mitsubachiradio/
スマートカレッジの受講生のラインネットワーク
災害時に、夜は停電になり、断水になり、助けを呼ぼうとしても携帯電話がつながらなくなる可能性もあります。その時、最も役に立つのがラインのネットワークです。
身近な人で災害発生時に助けを求める人や、支援を必要とする人がもしスマホを持っているなら、災害発生時の備えとして、ラインで避難所の確認や、万が一の時の対応を情報交換していてください。また、スマホを持っていない人への支援もぜひお願いします。これは行政できめられたことではないのですが、最終的に市民の安否確認は自主防災組織、地域でやる以外にありませんので、地域の人たちがたすけ合いながら災害を乗り切ることが重要です。
また、災害が発生した時、現場の情報なども、写真や動画を撮って情報を共有することができれば、災害対策も迅速に進みますので、余裕がある場合は、ご協力をお願い致します。
何かありましたら、スマートカレッジの事務局へラインまたは電話 080-4741-1887 へご連絡ください。場合によっては行政や社会福祉協議会、警察、消防、みつばちラジオなど関係機関と連携して対応いたします。