第6課(第6週目)1限目~2限目

1、文字入力練習

美味しいだご汁

1)尻とりゲーム
【お題】さかな
2)連想ゲーム
【お題】ステーキ
3)模擬練習
【お題】「80才のファッションモデルは、●●です」(※ご自分の年齢とお名前を入れてください)

2、LINEグループの作り方

グループを作る方法

LINEグループを作るには、①トークルームボタンをタップすると「トークルームを作成」画面が開くので真ん中の②グループボタンをタップします。「友だちを選択画面」でをして、グループに招待する友だちの右にチェックマークを入れて③友だち選択後、右上の「次へ」をタップします。さらに「グループプロフィール」画面が開いたら、③グループの名前をつけた後、右上の④作成ボタンをタップすると、グループ作成が完了します。

4、南海トラフ大地震級の大災害に対する備え

2019年政府は、今後30年以内に南海トラフ大地震が発生する可能性が70~80%になったと専門家会議の報告を踏まえ発表しました。
 かつて、1792年5月21日(寛政4年4月1日)「島原大変肥後迷惑」の大津波で、大矢野町の有明海沿岸部には30m級の大津波が押し寄せて、集落が全滅した地域(白涛村)がありました。
 備えあれば憂いなしで、地震、津波、台風、大雨、土砂崩れなどの大災害から身の安全を守るため、スマホはとても有効な防災ツールです。

災害時の避難

【資料映像1】南三陸町の15メートルの大津波

南三陸町の大津波

2011年3月11日、東日本大震災が発生した時、南三陸町を襲った大津波の現場の貴重な映像がありますので、ご覧ください。
時速100キロを超える津波が、志津川という町の中心部を流れる川を逆流していく模様が見えます。川は津波にとっては道のようなもので、志津川の7キロ上流まで津波が到達しています。南三陸町では、昭和35年5月24日発生した5.5メートルのチリ津波で41人の住民が亡くなっています。その教訓から、毎年5月24日を津波の防災の日として町全体で防災訓練を行ってきました。
この日も、町の職員遠藤未希さんが、防災等から防災無線で、避難を呼びかけますが、その時のアナウンスは「最大6メートルの津波が予想されます」と言っていますが、実際に発生したのは15メートルの津波でした。
映像の最初では、余裕をもって笑い声さえ出ていた住民も、次第に甚大な津波の目の当たりにして、悲鳴へと変わっていく様子が撮られています。
町が指定した特別養護老人ホームの避難所でも多くの人が被災して、亡くなっています。映像ではその避難所から逃げる住民の様子が最後に写っています。

【資料映像2】南三陸町の被災者の体験談(旭ヶ丘コミュニティセンター)

南三陸町の避難所の人たちの声

東日本大震災の復興支援活動で、天草の人たちから被災者へ励ましの「真心の手紙」を届けたときに、南三陸町の旭ヶ丘コミュニティセンターで避難所生活をしておられた3人の方に許可を頂いて、津波が発生した時の模様をお聞きしました。このお話は、四方が海に囲まれている天草島の住民にとって他人事ではないお話だと実感しましたので、ご覧ください。

【資料映像3】天草で過去に発生した30メートルの大津波

再検証!天草の大津波

1792年5月21日に発生した、いわゆる「島原大変肥後迷惑」の雲仙普賢岳の大爆発により、天草にも大きな被害がでています。中でも大矢野町の白涛地区と岩谷地区では大津波が来たという口頭伝承が残っていました。
大矢野町老人クラブ連合会会長の水野敏行さんは、東日本大震災を機に過去の大矢野町の津波の実態を検証しましたが、その時に取材した記録映像がありますので、ご参照ください。
これを見れば、南海トラフ級の大地震が起こった時、天草でも30メートル級の大津波が発生する可能性があることが分かります。

5、防災に役立つアプリはLINEがメイン

もともとLINEは、東日本大震災が発生した時に、携帯電話が被災地で全くつながらなくなって多くの人たちが困惑したのを機に、大切な人とつながるためのコミュニケーションを目的としたアプリとして作られた経緯があります。そのため、災害時に非常に有効なアプリとして活用できます。
LINEを活用した防災対策としては、以下の通りです。

【LINEでの災害対策】
 ①LINEで頼りになる人たちとつながる
 ②LINEの位置情報で居場所を確認する(自分の居場所を教える)
 ③LINEで被災状況を相手に伝える(写真やビデオで撮って送る)
 ④行政のLINE公式アカウントの登録方法と活用方法(天草情報

① LINEで頼りになる人たちとつながる
 LINEで、親しい人とグループを作っていたらとても安心です。例えば、家族とLINEのグループを作っていれば、何かあった時にすぐに安否確認ができます。写真、ビデオ、音声、スタンプ、メッセージなど、安否確認をする道具は豊富にありますが、送信した自分のメッセージをグループのうち何人読んだかがわかる「既読」の数が出てくるのが、もっとも役に立ちます。これにより、安否の確認がすぐにできます。

② LINEの位置情報で居場所を確認する(自分の居場所を教える)
 LINEの位置情報は、自分の居場所を相手に伝えるためにとても役に立ちます。位置情報の送信の仕方は以下に動画で解説しますので、ご覧ください。

位置情報の送信の仕方

③LINEで被災状況を相手に伝える(写真やビデオで撮って送る)
 LINEでは、写真やビデオを送信できますが、災害の状況などを相手に伝えるために非常に役に立ちます。

その他、防災に役立つアプリのインストール方法などは、下をタップしたらご覧になれます。