理学療法士の川畑智先生は、高齢者にとってスマホは第2の脳の役割を果たすといわれます。
それはちょうど、足が悪くなれば杖をつくように、脳の働きがにぶくなるとスマホを活用することで補うことができるようになるとおっしゃいます。
川畑智先生は、認知症になる前にスマホの使い方を覚えた人は、たとえ認知症になっても、その操作の仕方がみについているので、例えば、道が分からなくなっても、スマホに自宅へ案内してというと、ナビの音声で誘導してくれて、みごとにアシストしてくれるといいます。
つまり、スマホは認知症予防だけでなく、たとえ認知症になっても衰えた自分の脳の代わりに支援してくれるというのです。